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アラ古希からのユルユラAlohaマインド

【アラ古希からのユルユラAlohaマインド】マイドリーム

 44日から9日までの展覧会を何とか無事に終えることが出来ました。タイトル「juxtaposition 二人展」の最終日に、7歳の孫もママと一緒に来てくれました。彼女は私と一緒にマグネットアート遊びをするのをとても喜んでくれます。ビルの中の画廊を何軒か回ってからの来廊でした。

 「自分で簡単に並べ替えて出来るマグネットアートは楽しい!」と言ってくれる私の作品のファンの第一号です。私が付けていたものは外して、可愛らしくイキイキとした作品に、彼女流に仕上げました。

 最終日の前日には、美術評論家の宮田徹也先生にもご来廊頂き、励ましのお言葉も頂戴しました。

 撤収が終わり、最終日には孫が来て自分で作品作りをしていきましたと、写真を添付してメールすると、宮田先生から、「おー、素晴らしい写真です! 私も髙木さんの作品のアピール、頑張りますのでお待ち下さい」と、ありがたいご返信が届きとても嬉しくなりました。

 

 実は、突貫工事のような急ピッチでの制作中に木槌でトンカチをする作業を続けていましたら、突然に新幹線のトンネルへ入ったときみたいに耳がキーンと聞こえづらくなったのです。翌朝近くの耳鼻科に行き検査をしてもらいましたら、難聴と。とりあえずはお薬を出してくれました。1週間経過しても耳の不調が治らなかったので、大学病院の耳鼻科でも検査をしてもらいました。「年齢的にも難聴ですから、次回は補聴器のテスト検査をしましょう」と告げられました。費用について聞くと「片耳10万くらいです」との回答にビックリ。友人達にも相談すると「東洋療法の中国針が効くわよ」との朗報に、早速その治療院へ行きました。ブスブス頭や耳周りに針をさして電気を通しての治療は怖かったですが、これで、治るのなら治療を頑張って受けてみようと覚悟を決めました。治療回数10回くらいで、本当にかなり良くなりました。マグネットアートも諦めるべきか、手仕事も出来ない年齢に一気に急降下したのかと、内心がっくりでしたが、気持ちも明るく盛り返して来ました。もちろんそれなりの老化とは付き合い始めなければとも思ってはおります。

 

 展覧会での孫の創作する姿を見て、おじいちゃんおばちゃんには認知予防に。小さな子供達には、豊かな感性、豊かな情緒を育むために! 夢は、誰もが楽しめるマグネットアート。脳科学者に研究してもらい、箱庭療法みたいなアートセラピーとしても、マグネットアートを発信していくことがマイドリームです。

  これからの人生へ アラ古希からのユルユラAlohaマインド No.113

蒼井 絹子

北海道生まれ。学習院女子短期大学英文科卒業。 

1984年「ベルーシの涙は、スニーカーブルース」が、NHK北海道ラジオ創作ドラマで採用 

1987~89年 3人の小学生の子供達を連れて渡米。シアトルのグリッフィンカレッジに 留学・卒業。シアトル日本語放送局にて番組を担当 

1994年 北海道にて、陶芸工房【G-club】を開設 

1997~2001年 北の生活産業デザインコンペにて入選・入賞 

2002年 財団法人中小企業総合研究機構会長賞を「マグネット・アート」で受賞 

2003年 東京に工房・オフィスを開設 

2011年 日本旅行作家協会入会。東京都TASKものづくりコンテストにて奨励賞を受賞 

2012年 東京都美術館「東京展」にて「マグネットアート」入選 

2014年7月7日より、ハワイマッサージアカデミーへM-1(技術取得ビザ)にて留学 

2015年1月17日 同校卒業 

2020年12月 著書「人生の“サバティカル”留学」を上梓

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