緑豊かなワシントンDCでは、国会議事堂やホワイトハウス周辺にも野生の動物が住んでいるのだが、ある1匹のキツネは非常に攻撃的で、議員や、報道レポーターなど、少なくとも7人を噛んだため殺処分となり、その後に狂犬病ウィルスに感染していたことが判明したとフォックス・ニュースが伝えている。
衛生局によると、4月5日(火)攻撃的なメスのキツネが国会議事堂周辺で問題行動を起こしているという通報を受けて捕獲に乗り出した。
当局は、「このメスのキツネは、議事堂周辺で噛み付いたという報告が9件確認されていたため、捕獲して人道的手段で殺処分となりました」と発表している。
その後、狂犬病ウィルスに感染していたことが判明したため、噛まれた被害者たちに医療機関を受診するよう連絡をしたという。
議事堂周辺ではそれ以外のキツネは確認されていないが、他にもまだ生息している可能性があるため、もし攻撃的、病気、ケガをしている動物を見つけたら、当局に通報するよう求めている。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.4.8)
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