州公安局で刑務官や副保安官をトレーニングする立場の女性が、昇進のために資格を偽った罪で4月7日(木)に逮捕されたとホノルル ・スター・アドバタイザーが伝えている。
7日朝、州検察局によって逮捕されたJ・マーテ・マルチネズは、2件の偽証罪、6件の政府文書改ざん罪、6件の当局への文書改ざん罪の容疑がかけられている。
州公安局のマックス・オオタニ局長は、「当局では階級や肩書にかかわらず、全ての職員に高い倫理観を求めており、市民の信頼を失うようなことがあれば責任を追求することにしています。捜査の結果を待つことになりますが、重要なのは、有罪が証明されるまでは全ての人は推定無罪だということです」と述べている。
検察官によると、マルチネズ容疑者は、2015年にいくつかの職位に応募した際に、銃器のトレーニングのスペシャリスト、マネージメント・コーディネーター、認定マネージャー、公安トレーニング官などの資格を有すると述べていたという。
また、大学卒だと述べていたが、実はそれも偽証であったことも明らかになっている。
2019年12月に行われた州労働関係委員会で大学卒などの資格について尋ねられた時に虚偽の証言をし、ノーザン・バージニア大学とサザン・オレゴン大学の単位証明を偽造して提出している。
今後、裁判で有罪判決を受けた場合には、最高22年間の禁固刑と4万ドル以上の罰金が科せられる可能性がある。
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写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.4.8)